虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の診断・治療
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)について
虚血性心疾患とは、心臓の血管(冠動脈)が狭くなったり詰まったりすることで、心筋への血流が不足し、胸の痛みや圧迫感などを引き起こす病気の総称です。代表的な疾患に「狭心症」や「心筋梗塞」があります。
狭心症・心筋梗塞の症状と違い
■狭心症:胸の痛みや締めつけ感が数分以内に自然におさまることが多く、血流の一時的な不足が原因です。
■心筋梗塞:血流が完全に途絶え、強い胸痛が長く続くのが特徴で、放置すると心筋が壊死し命に関わることもあります。
主な原因
高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙、肥満、ストレス、加齢などが発症リスクを高めます。
治療
内服薬による血圧・脂質・血糖のコントロールが基本となります。必要に応じて、心臓カテーテルによる血管拡張術(PCI)やバイパス手術など外科的治療を行うこともあります。
当院では、これらの循環器疾患に対して、丁寧な診療と分かりやすい説明を心がけ、
患者さま一人ひとりに適した治療を提供しています。


